ニッカンのトランペットTR-134を吹いていて、ある日気づいたのです。ピストンを動かすとカタカタ音がする。パーカッションみたいだ。新しいパーカッシブ奏法だね。
いや、本来あるはずのものがない。
フェルトがない。これでは金属同士が当たるのでカタカタ音がするわけです。
そこで、本来ここにあるべきフェルトを自作してしまうことにしました。フェルトもダイソーで100円で買えるのですが、合皮のはぎれがたくさんあるので、これを使用して作ってみようと思います。
以前にソファーを購入しようと思ってインターネット通販でサンプルを請求したときにもらったものです。
まず、フェルトを入れるところのサイズを計測します。ダイソーで売ってるノギスを使うと便利です。
外側はこちらを使います。
内側はこちらを使います。
外側と内側を簡単に計測できました。次は合皮を丸く切り取らなければいけません。これです。
コンパスカッターです。直径1~15cmまで使えるので、ちょうどいい感じです。
外側は半径1センチだったので、目盛りにあわせて固定します。
そして、コンパスで円を描くように切り取ります。くるくる。
ピストンが3つあるので3つ切り取ります。
内側は半径5ミリですので、目盛りにあわせて固定します。
そして、切り抜くときに差した穴に刺してもう一度くるんくるん。
できあがりました。
最後にトランペットのピストンに装着します。
外側はあと1ミリくらい大きくしたほうがよかったかもしれませんが、大きすぎると逆に入らなくなってしまうので、まあこれでもいいかもしれません。