ZOOM MRS-1044のHDD交換による軽量化(IDE3.5→SATA2.5)

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ZOOM初のハードディスクマルチトラックレコーダーmrs-1044のハードディスクをIDE3.5からSATA2.5に交換してみました。

SSDに交換する前にSATAに変換しても起動できるかも試してみたかったので、今回は2.5インチのハードディスクに交換してみました。

まず、本体のハードディスクのファイルの中身をパソコンにUSB接続でコピーしてから取り出します。

重さは483グラムでした。容量は15Gなんですけどね。

容量80Gの2.5インチSATAハードディスクです。100グラムです。これをFAT32でフォーマットして、元のハードディスクからコピーしたファイルをすべてここに移動します。フォーマットはFat32Formatterというフリーソフトが便利でした。windows7の管理ツールではフォーマットできません。

そして、 玄人志向 SATAD-IDE変換基盤です。30グラムです。

取り付けます。今回は起動するか試すだけなので、固定はしていません。

電源オンでエラーにならず、システムが起動しました。しかしここからが長い。アクセスランプが点滅しながら、2分40秒後に使えるようになりました。元のハードディスクでは40秒くらいで起動するのですが、これはSATAにしたからなのか、それとも容量が15Gから80Gになったからなのかは、不明です。容量が4倍以上になったので、起動時間も4倍以上になったのかな?

デモプロジェクトも問題なく読み込んで再生できました。

エフェクターも健在です。

パッドでドラムやベース音が鳴らせるなかなか楽しいやつです。今回、ハードドライブのベースのファイルが消えていたので、リカバリーディスクをZOOM社に問い合わせたらあらためてCDに焼いたものを送ってくれました。

150Gの2.5インチハードディスクも試しましたが、sysfile errorとなり起動してくれませんでした。容量は128G以上のものは使えないのかもしれません。

また、80Gの成功したものでも、本体からのフォーマットはエラーになりできませんでした。だからたぶん、SSDでも本体からフォーマットはできないかもしれません。

フォーマットしていなくても、取り付ければ、80Gでも150GでもUSBモードではパソコンからは認識できました。

次はSSD化ですね。昔からコンパクトフラッシュに置き換えていた人はいたのですが、容量の大きいコンパクトフラッシュは高いので、今ならSSDにしたほうが経済的でしょう。SSDも120Gぐらいのものは安く買える時代なので。

他のMRS-802やMRS-1244でも試してみようと思います。構成上これらの機種はパーティションを切らないといけません。起動用のパーティションを1G確保する形式になります。起動時間の短縮化のためにシステムを別にしたのかもしれないので、SATA化にして起動時間を確認してもみたいのです。

SATAのハードディスクならUSBアダプタでパソコンにつなげられるので、便利ですね。一応バックアップは、EaseUS Todo Backup Free( https://jp.easeus.com/backup-software/free.html )というフリーソフトが便利でした。 

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コメント

  1. イーザス より:

    趣味とか
    管理人様

    お世話になっております。
    イーザスソフトウェアでございます。

    突然のコメント、失礼いたします。

    御ブログで弊社の製品をご紹介頂きまして感謝しています。

    この記事を拝読した後、ちょっとお願いしたいことがございますので、連絡させていただきました。

    より詳しい内容を読みたい読者様のために、お手数ですが、製品名EaseUS Todo Backup Freeへ下記の公式ページをアンカーテキストにて貼り付けて頂けませんでしょうか?

    https://jp.easeus.com/backup-software/free.html

    お忙しい中ご無理申し上げまして大変恐縮でございますが、ご検討頂けば幸いに存じます。

    どうぞよろしくお願い致します。